エンゼルス大谷翔平投手が、「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席でライト線を破るツーベースを放った。前日はノーヒットだったものの、この試合の初球から積極的な打撃で結果を出したが、ここからグラウンド内では大谷が塁を進む度に声をかけられるモテモテ状態になっていった。

　快足を飛ばして、悠々と二塁に到達した大谷だが、これにちょっかいを出したのがマリナーズのショート・クロフォード。既に二塁に着いていた大谷に対して、少しでも離れたらタッチするぞとばかりにグラブを構える仕草。これには大谷も「離れないよ」と笑いながら手を出して防ぐと、クロフォードも「ダメか」というように笑った。

　続いて、3番ウォルシュのセカンドゴロで三塁に進んだ大谷を待っていたのが、マリナーズのサード・ムーアだ。特にタッチプレーなどが起きるシーンではなかったか、ムーアの方からひとこと声をかけると、大谷も返事。ここでも笑顔を見られた。

　今や全米も注目し、オールスターゲームでも最大の目玉と言われる大谷だが、相手チームの選手からも機会があれば声をかけたくなる、そんな存在になっている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）