「カフェラテ550円は高い」に絶句…アプリで出会った弁護士の危険な金銭感覚(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース 「カフェラテ550円は高い」に絶句…アプリで出会った弁護士の危険な金銭感覚(現代ビジネス) Yahoo!ニュース (出典:Yahoo!ニュース) |
」というモノや恋に一途で、すべて計算通りの「清貧女子」である九鬼玲子と、「欲しいものには一直線!」というお金を使うことに何の迷いもなく、予定は未定な「浪費男子」である猿渡慶太という金銭感覚が両極端な2人が出会い、ひょんなことから玲子の実家に慶太が住み込んで繰り広げられる“じれキュン”ラブコメディ。 20キロバイト (2,235 語) - 2020年9月20日 (日) 00:33 |
アプリで出会った弁護士の危険な金銭感覚
略
「カ*テ550円は高い」と叫ぶ男
「あ、俺先に飲み物買ってきてあげるよ。何がいい?」
中村知之はニコニコ微笑みながら言う。
「あ、ありがとうございます、じゃあ、カ*テで……」
留美は目のやり場に困りながら答える。
おそらくトレーニングか何かで鍛えているのだろう。彼は逆三角形型のマッチョ体系をしているが、身体に貼りついた服がとにかく窮屈そうで、それがどうしても気になってしまう。
――なんであんなピチピチのTシャツ着てるの? 筋肉アピール……?
留美はレジに向かった男の後ろ姿をまじまじと眺める。同じくピチピチの半ズボンから伸びたふくらはぎも、歩くたびに隆起する筋肉がやけに目立っている。
アプリやHPではスーツ姿の印象しかなかったため、まさかこれほど奇抜な私服姿でやって来るとは予想しなかった。
そしてカ*テを手にして戻って来た知之は、さらに衝撃の一言を口にした。
「ていうか、カ*テ550円って高くない!?」
「えっ……」
しかめ面で突如そう叫んだ彼に、留美は思わず絶句する。
「まぁシャレてるカフェじゃ、仕方ないかー」
けれど彼は留美の反応に構うことなく、にこやかに世間話を始めた。
ピチピチの服は相変わらず気になるが、普通に会話をしている分には感じの良い男である。しばらく平和な会話が続くと、カ*テの件はもしや留美の聞き間違いではないかと思い始めた。
「本当にさ、コロナもいい加減にして欲しいよな。俺も基本リモートでさ、UberEATSで毎日マジで吉野家しか食べてないんだよね」
「え、吉野家? でも知之さん、神谷町に住んでるなら、他にも沢山美味しいデリバリーはあるんじゃ……」
しかしながら、ようやく会話が盛り上がり始めたところで、留美は知之の発言に再び首を傾げた。
「いやー、『配送料50円』の中から選べってなると、ノーチョイスで吉野家になっちゃうんだよねー」
その瞬間、留美は「そうなんですね」と笑顔で相槌を打ちながら、『一回目のデートは必ず昼間のお茶のみにする』というルールを設けた自分を心の中で褒め称えた。
略
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9babafcd5d1635b4d8cdf02529e4a36b2b0d4fe?page=1
(出典 amd.c.yimg.jp)
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